短歌作品
今まで採られた歌など
寂しさはたとえばピアスなき耳の穿たれしその欠落に似て
一度手を離れればもう戻らない突風に飛ぶ日傘と母と
(短歌~公募短歌館2004/8月号 田井安曇選 特選)
病葉の下それぞれに侏儒がいて九月のルールで風と遊べる
(NHK歌壇2005/1月号 佳作)
夢に見るかごめかごめの輪の中で許されぬ鬼はいつも目隠し
(NHK歌壇2005/1月号 佳作)
冬型の気圧配置のただなかですすきさわさわ宇宙(そら)を打ちつつ
(短歌~公募短歌館2004/11月号 春日真木子選 秀逸)
流星を数えつつ孤り彷徨す海辺の墓地に風に打たれて
(短歌研究詠草2005/3月号 岡井隆選 2首選)
出会えない!平行宇宙の此岸にて無縁の君をしばし恋せん
(短歌研究詠草2005/3月号 岡井隆選 2首選)
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