5月19日、ベルリンの至宝展へ
今更ながら、~その2
東京国立博物館で開催の「世界遺産・博物館島~ベルリンの至宝展」
へと出かけたのは5月19日(木)のこと。
正直、3時過ぎからでは時間が足りませんでした。
何しろ、最初のエジプト美術がすばらしくて30分かかっちゃいました。
石灰岩に刻まれた浮彫(レリーフ)は想像力を喚起させるものであり、
かつての王族のミイラが納められていた石棺の装飾の美しさ、
その意外と小さいことなど数千年の悠久の歳月を隔てて見るものを
遥か古代へと誘います。
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その他、近代絵画のところには、
温室にて(エドワール・マネ)、聖母子(ラファエロ・サンツィオ)、
孤独な木(カスパー・ダーフィト・フリードリヒ)、
死神のいる自画像(アーノルト・ベックリン)、などなど、
が展示されていて、とりわけフリードリヒの数点は精神性の高い作品
ばかりで、絵画藝術のもつ普遍性を思わずにはいられませんでした。
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それと、もうひとつの出会いが!
博物館の前庭にユリノキが咲いていました。
チューリップツリーという別名があるとおり、チューリップのような花が、
天を突く高木に沢山咲いていたのです。
ちなみに葉っぱの形は半纏のようなのでハンテンボクという別名も。
落ちていた葉っぱと花びらはダイアリーに記念に挟み込んであります。
6月12日までなので気が向いたら是非お出かけを。
もっともユリノキの花はもう終わっているかもしれませんが…。
●世界遺産・博物館島 ベルリンの至宝展
―よみがえる美の聖域― のHP:
www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=1483
平成館 2005年4月5日(火)~6月12日(日)
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聖母子 ラファエロ・サンツィオ 1508年頃 油彩・カンヴァス
『世界遺産・ベルリン博物館島』は、ベルリンの5つのミュージアム
「旧博物館」、「新博物館」、「旧国立美術館」、「ボーデ博物館」、
「ペルガモン博物館」の総称です。本展は、この5つのミュージアムの
至宝約160点を一堂に集める貴重な展覧会です。
「ベルリン博物館島」は、首都ベルリンの中心部にあたるシュプレー川
の中州に位置します。1830年、「旧博物館」が誕生したのを皮切りに、
「新博物館」、「旧国立美術館」、「ボーデ博物館」が続き、1930年には
「ペルガモン博物館」が開館しました。
プロイセン王国と後のドイツ帝国が英仏などに対抗してその威信をかけた
大事業、5つの建物からなる博物館島が、こうして100年の歳月をかけて完
成しました。
ところが完成直後から、ヒトラー政権による美術品の没収や売却、
第二次世界大戦による建物や作品の損傷、散逸、その後の東西ドイツの
分断など、数多くの試練に見舞われます。
1989年にベルリンの壁が崩壊、1990年に東西ドイツが統合すると、
東西の博物館に半世紀近く分散されていたコレクションの全貌が明らか
になり、統合計画が始められました。博物館島には先史時代から
19世紀まで、6千年の西洋文明史をたどる作品が集結されることになり、
1999年にはユネスコ世界文化遺産に登録されました。
現在、博物館島は、2015年の完成に向けて再建が進められています。
完成すると、パリのルーブル美術館、イギリスの大英博物館などと
肩を並べ、膨大なコレクションを誇る「美の聖域」がよみがえります。
【博物館島のエッセンスを世界に先駆けて紹介】
本展覧会は、「博物館島」の基礎となった「旧博物館」の紹介に始まり、
博物館島に収蔵予定の10のコレクション - 先史美術、エジプト美術、
古代西アジア美術、ギリシャ・ローマ美術、イスラム美術、コインコレクション、
ビザンチン美術、中世ヨーロッパ彫刻、ヨーロッパ古典絵画、ヨーロッパ近代美術
- の代表作を紹介します。
各コレクションを結ぶテーマは「聖なるもの」。まさに「よみがえる美の聖域」に
ふさわしいテーマにそって、数千年の古の時代から近代に至るまでの人々の
「聖なるもの」への思いが込められた傑作が、ここ東京において堪能できること
になるのです。
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